更年期障害と夏バテの関係
ここ数日の猛暑に一気に夏バテ気味になっていませんか?
更年期の夏バテは女性ホルモンの減少で自律神経のバランスが崩れるため、より身体に堪えるものになります。
屋外と室内の温度差が大きいと自律神経のバランスが崩れてしまいます。自律神経に負担が少ない温度差は5℃程度と言われます。
一昔前のような建物内のガンガンに冷えている冷房は少なくなっていますが、それでもやはり30℃超の屋外と冷房の効いている室内では温度差がありますよね。
その温度差がある屋外と室内を1日のうちに何度も出たり入ったりしていると体温調節がうまくできなくなり、体力が消耗して夏バテになってしまうのです。
夏バテによる自律神経失調症と更年期の症状は似ていますが女性ホルモンの減少で自律神経のバランスが崩れている更年期は20代、30代の頃よりも顕著に夏バテの症状が現れ、身体の負担も大きくなります。
夏バテを予防するちょっとしたコツ
女性は身体の脂肪が男性より多いですよね。
脂肪はいったん冷えると温まりにくく、筋肉が少ないため熱が作りにくく気温差に弱いと言われます。夏日・猛暑日など室内の冷房の温度を下げてしまいがちですが外気との温度差を5℃以内に設定すると良いでしょう。
また、屋外に出るときにはフォントサイズ1
・白湯を一杯飲んで身体の中を温めて、
・カーディガンなど羽織って出かける、
反対に冷房の効いた室内に入る時は
・冷たいお水などを一杯飲むなど
体内の温度変化を最小限にする事でも夏バテの予防になります。
また、
暑いとついついシャワーで済ませがちですが38℃~40℃くらいのお湯に浸かって血液循環を良くすることで自律神経のバランスを整えてくれるでしょう。
夏バテはツライですからちょっとした工夫で上手に猛暑を乗り切りましょう。