季節の変わり目に起こる気圧の変化が偏頭痛を引き起こす
梅雨の時期になると、どうしても体調を崩しやすくなりますよね。
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春から夏へと季節が変わるこの時期は温暖前線と寒冷前線が停滞するのでこの2つの前線により気圧が低くなるそうです。
気圧が低くなると空気中の酸素濃度が低くなり、酸素の濃度が低い空気を吸うことにより、血液中の酸素の量は低下し血管は拡張します。
片頭痛の起こる原因はのひとつには、脳への動脈が狭く収縮した後に、急激に拡張し、脳の血流が急によくなること、いわゆる血管が拡張することが、頭痛を引き起こすと言われています。
更年期・女性ホルモンと片頭痛の関係
女性は女性ホルモンの関係で片頭痛が起こりやすいと言われます。
女性ホルモンのエストロゲンが減少すると頭痛を引き起こしやすくなります。
女性ホルモンが、そして自律神経が乱れると女性は様々な不調を起こしてしまいます。
ただでさえ、
更年期の時期は色々な体調不良が襲ってくる辛い時期でもあります。それに加えいつもにも増す頭痛は本当に辛いもの。
少しでも身体をリラックスさせたり、頭痛への対処法を身に付けて症状を和らげるようにしましょう。
梅雨時の片頭痛の対処法
◆規則正しい生活
充分な睡眠をとって疲れを取ることが大切です。
しかし、
過度の睡眠はかえって生活リズムを崩すことになります。
また、
休日の寝溜めなどもそうですね。平日と休日を同じリズムで規則正しい生活を送ることが大切です。
◆食生活の改善
空腹時に偏頭痛は起こりやすいといわれているので、しっかりと3食食べるようにしましょう。
コーヒーや緑茶などのカフェインは血管を収縮させる作用があるため、予防に効果的であるといわれています。
頭痛が来そうだなと感じたら早めに1~2杯飲んでおくと良いでしょう。
チョコレートやチーズ・キムチ・赤ワインなどは片頭痛を誘発しやすいので避けましょう。
◆身体を冷やさないようにする
湿度や気温が上がり、ついクーラーをつけてしまいますが、クーラーにより身体が冷えすぎ、首や肩のコリを引き起こすことにより頭痛を誘発するのです。
そのため、
クーラーの温度を下げすぎないように注意しましょう。
湿度が多くジメジメとする時は、クーラーを除湿モードにしましょう。
また、
外出先での冷え過ぎ防止に1枚カーディガンやストールなど羽織れるものを持ち歩き首や肩を冷やさないように心がけましょう。
◆片頭痛が起きたら◆
出来れば暗く涼しい部屋で横になって休むのが一番です。
そして、
額やこめかみ、目の上などに冷たいタオルを置いたり、おでこに冷えピタを貼り、冷やすことで血管を収縮させるようにしましょう。