乳がんの発生・増殖にはエストロゲンが関係している
今や女性の12人に1人が患うとも言われる乳がん。
乳がんの発生リスクの中には体内のエストロゲン・レベルに影響を与えるようなものがほとんどだそうです。
【リスク要因】
体内のエストロゲン・レベルが高いこと、また、体外からのホルモンとして、経口避妊薬の使用や閉経後のホルモン補充療法によって乳ガンのリスクが高くなるという根拠は、十分とされています。
生理・生殖要因
初経年齢が早い、閉経年齢が遅い、出産歴がない、初産年齢が遅い、授乳歴がないことがリスク要因とされています。
体格
高身長、閉経後の肥満が確立したリスク要因ですが、閉経前乳癌については、逆に肥満者でリスクが低くなることが指摘されています。
生活習慣
飲酒習慣により、乳がんリスクが高くなることは確実、また、運動による乳がん予防効果はおそらく確実とされています。その他の食事・栄養素に関しては、脂質、野菜・果物、食物繊維、イソフラボンなどが注目されているものの、十分に根拠が揃っているものはまだありません。
その他
一親等の乳がん家族歴、良性乳腺疾患の既往、マンモグラフィ上の高密度所見、電離放射線曝露も、乳がんの確立したリスク要因とされています。
出典:国立がんセンター
初潮の年齢、閉経の年齢、出産の有無など、女性ホルモンが多いに関連するのがわかります。
早期発見が出来るように・・・
どのガンにも言えると思いますが早期発見が大きな鍵になります。
主な症状として
・乳房のしこり、隆起(新たにできたもの)
・乳房の陥凹(新たにできた「えくぼ」)
・乳汁分泌、血性乳汁
・脇の下のリンパ節を触れる
などがあります。
自分で胸や周りを触ったり、鏡で見たりしてセルフチェックをしたり、定期検診をすることで早期発見につながるのではないでしょうか。
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