梅雨時の不調・ヒスタミンや水毒を緩和しよう
梅雨時はいつも以上に体調不良を起こしやすいのです。
低気圧になることでおこるヒスタミンの分泌や水毒などが原因とも言われます。
梅雨時のヒスタミンとは
梅雨前および梅雨時は、低気圧配置により、副交感神経が優位になります。ですから、身体が“お休みモード”になってしまい、『だるい』、『やる気がでない』といった症状を感じやすくなります。その結果、活動量が減り、『血めぐり』が悪くなってしまうのです。 気圧の低い状態は、炎症物質(発痛物質)であるヒスタミンの分泌が多くなると言われています。そのため、肩こり、偏頭痛、腰痛などがひどくなる人も増えるのですヒスタミンは、身体を緊張させる交感神経を刺激するので、身体は「ストレス」を感じやすくなります。ストレスを感じた身体は、“戦闘モード”となり、末梢血管を収縮させ、手足の先まで血がめぐりづらくなり、こちらも『血めぐり』が悪くなります。その結果、手足の先の冷えにつながってしまうのです。 出典:6月は体調不良の女性が続出! 梅雨不調の対処法
梅雨時の水毒とは
台風や梅雨を伴う今の時期には、中高年に限らず、「頭が重い」「頭痛がする」「ふらつく」「めまいがする」といった症状を訴える患者さんが増えます。これは、気圧の変化に対する体内調整がうまくいかず、リンパ液や汗などの体液の流れが悪くなることが原因と考えられます。こうした症状を漢方では、「水(すい)」(血液以外のリンパ液や汗などの体液)の異常ととらえ「水毒」といいます。水毒からくる症状の一般的な特徴は、日本が低気圧でおおわれたり、雨になる「前日」に、頭痛などの不調を感じることです。例えば、ある水毒の患者さんが「頭が痛い」といって来院した翌日には必ず雨が降る、といった具合です。出典: ポジティブ・エイジング養生訓(第19回)梅雨時期は体内の「水はけ」に注意|介護・福祉のけあサポ
このように血の巡りが悪くなったり水分の排出が上手に出来なかったり浮腫みや冷えが起こります。
そんな症状を少しでも改善するには食生活もとても大事ですね。
浮腫みや冷え解消に良い食品を上手に摂ろう
冷房などでも身体が冷えやすいこの時期外は暑くてつい冷たいものを摂りがちですが、身体の中を冷やす食品はなるべく避け水分を排出するカリウムなどが多く含まれる食品を積極的に摂りましょう。
【身体を冷やす主な食べ物】
・きゅうり
・なす
・白砂糖
・トマト
・刺身
・生野菜
・冷たいアイス
などの食べ物も控えると良いでしょう。
また色が白い食べ物は、全体的に体を冷やしやすいものが多いと言われますので注意してくださいね。
【利尿効果の高く水分を排出するカリウムを多く含む食べ物】
・きゅうり
・バナナ
・スイカ
・りんご
・さつまいも
・じゃがいも
・昆布
・わかめなど
また更年期になり閉経なるとカルシウムが減り骨粗しょう症を起こしやすくなるのでカルシウムも一緒に摂ると効果的です!
【骨粗しょう症を予防し浮腫みも解消するカルシウム】
・チーズ
・牛乳
・干しえび
・いわし
・小松菜
・納豆など
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